弾力的国際人|金蘭千里PLAN2020—学校法人金蘭千里学園

弾力的国際人

金蘭千里の考える
新しい「国際人」像

方針

外国語が話せて、海外に行きさえすれば「国際人」なのでしょうか。グローバル化を意識した教育プログラムは、今や珍しいものではなくなりましたが、金蘭千里はあくまで「自文化理解あっての異文化理解」「骨太な日常あっての非日常への挑戦」であると考えています。

そうした哲学を元に、金蘭千里の「弾力的国際人育成プログラム」は、次の2つの軸を設定しました。

(1)「体験」が「知識」の裏付けとなる(縦軸)
(2)「日常」が「異文化」を相対化する(横軸)

この縦横の軸で様々な行事を有機的に関連付け、6年間で「弾力的国際人」を育成します。

内容

(1)身体性......知的な刺激を感受する

五感も脳も、結局は身体に属するものです。「頭でっかち」の耳学問は、深いレベルで生徒に根付かず、せいぜい「そんなこともあった」といった思い出程度の記憶に留まってしまいます。徒歩訓練などの伝統的な行事に加え、低 学年では演劇ワークショップなどを組み込み、新しい金蘭千里では基礎段階 において身体性を重視した教育をさらに強化し、からだ全体で経験を受け止める下地を作ります。また「体験ノート」にて振り返ることに重きを置き、様々 な行事から一貫した学びを感じられるようにしています。

(2)日常(日本文化)......日本に詳しくなる

異文化を受容するにしても、自分自身がいかなる文化に育まれたかをよく知っていなければ、比べることすらできません。国際的な舞台において、自文化を深く語れないことほど、恥ずかしいことはありません。金蘭千里では落語や歌舞伎など、日本の伝統文化に触れる機会をたくさん設定しています。可能な限り身体を動かすようなプログラムを組み込んで、ここでも「見て帰る」だけにならないように工夫をしています。

(3)異文化……海外の文物に触れる

本校の伝統である国立民族学博物館での学習活動は、国際教育の走りと言えます。身体性と自文化理解の裏打ちがあればこそ、異文化を過剰に恐れも侮りもしない、柔軟で強靱な(=弾力的)国際人を育てることができるのです。英国イートン校・ハロウ校に滞在する英国研修や英語暗唱コンテスト、日本センチュリーのファミリーコンサートといった異文化体験は、本校のプログラムの周到な準備の上で人生の進むべき道を決めるよすがとして花開きます。

知識を支える体験型行事